創業60年の歴史とこだわり

あづま養魚場の想い

綺麗な水で大切に育てています

魚の育成に関して、私たちは魚のホームとも呼べる「水」にこだわり続けてきました。また生産性と安さが重視される業界においても一切の妥協をすることなく、十分な時間と手間をかけて魚を育てています。
群馬一の湧水量を誇る箱島湧水の綺麗な水でストレスなく育った魚は、過去60年間で一度も食中毒を出したことがなく、地元の食材、郷土料理として多くの方々に愛されています。

先代の想いと60年の確かな技術

あづま養魚場の先代である二代目は、昔から「人とのつながり」を最優先に活動し続けてきました。当初は養魚場としての機能しかありませんでしたが、お客様が望まれていることに真摯に向き合った結果、その要望に応えるかたちで現在の釣り堀や宴会場が誕生したという経緯があります。 また先代は「生産性重視の安い食材には意味がない」と考え、加工技術にもこだわり、従業員の技術向上に務めてきました。その意志が業界全体の質を保ち、令和4年には日本勲章の1つである旭日単光章を受賞するに至りました。そういった地道な活動が実を結び、おかげさまで今では地元住民と生産者から大きな信頼を頂いております。

新しい時代に向けて

いま私たちのいる水産業を含む一次産業は「高齢化による担い手不足」といった大きな課題に直面しています。また世界的にも問題視されている「食品ロス」など、新たに発生している問題を挙げればキリがありません。だからこそ、私たちは今後そういった課題解決を視野に入れて活動していくべきだと考えています。 若い世代が楽しく、幸せに働けるように会社が従業員をバックアップする体制を整えたり、生産プロセスでできるだけ食品の無駄をなくしたりとすでに新しいことに取り組み始めています。 先代が大切にしていた「お客様の期待は絶対に裏切らない」という信念と、新しい時代に向けた「従業員をはじめとする若い世代が活躍する場所作り」という想いを掛け合わせ、自分達だけではない利他的な精神を持ち続けていきたいと考えています。

動画紹介